家族と時短シンプル家事

スーパーでの時間が半分に?無駄買い・買い忘れを防ぐ時短買い物習慣

Tags: 買い物, 時短家事, 効率化, 習慣, 節約

毎日の買い物、もっと効率よくできませんか?

スーパーでの買い物は、家事の中でも意外と時間を取られるものの一つです。献立を考えながら店内をぐるぐる回ったり、あれこれ迷ったりしているうちに、気づけばかなりの時間が経っていた、という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。さらに、買ったはずのものが家に無かったり、逆に同じものを二つ買ってしまったり、特売品に惹かれてつい不要なものまで買ってしまったりすることもあるかもしれません。

「もっと効率よく買い物を済ませたい」「無駄な出費を減らしたい」そうお考えであれば、これからご紹介する「時短買い物習慣」をぜひ試してみてください。特別なアプリやツールは必要ありません。ちょっとした工夫で、買い物の時間を短縮し、家計にも心にもゆとりを生み出すことができます。

時短と無駄をなくす シンプルな買い物習慣

買い物の効率を上げるために最も効果的なのは、「行く前に準備をする」ことです。準備というと面倒に感じるかもしれませんが、ここで少し時間をかけることが、結果として大きな時短と無駄の削減につながります。

習慣1:献立を決めてから買い物リストを作る

これが最も重要なステップです。

  1. 数日分の献立をざっくりと考える: 3日分でも1週間分でも、無理のない範囲で構いません。「〇曜日は魚」「〇曜日はカレー」のように、メインだけでも決めておくと、必要な食材が見えてきます。
  2. 冷蔵庫や pantry の中身を確認する: 献立に必要な食材が家にあるかどうかを確認します。使いかけの野菜や肉などを優先的に使うように献立を考えると、食品ロスも減らせます。
  3. 足りないものをリストアップする: 確認した上で、献立に必要な「足りないもの」と、醤油や砂糖などの「常備品の補充」をリストに書き出します。

買い物リストは、手帳やメモ帳に手書きで構いません。書き出すことで頭の中が整理され、必要なものだけを意識できるようになります。

習慣2:買い物リストに沿って店内を効率的に回る

リストができたら、いよいよ買い物です。スーパーに着いたら、リストを見ながら効率よく店内を回りましょう。

  1. 店のレイアウトを把握する: よく行くスーパーであれば、野菜、肉、魚、調味料、日配品などの配置は大体決まっているはずです。リストの項目を、店の通路順に並べ替えるように意識しながら見ていくとスムーズです。
  2. リストにあるものだけを探す: 目的のものが決まっているので、あちこち立ち止まって迷う時間が減ります。
  3. 誘惑に注意する: 魅力的な特売品や新商品が目に留まるかもしれませんが、本当に必要か、リストに載っているかを確認しましょう。「ついでに買う」をなくす意識を持つと、無駄遣いを防げます。

効率よく店内を回ることで、探す時間や迷う時間が大幅に短縮されます。

習慣3:支払いと袋詰めをスムーズに

レジでの待ち時間も、少し工夫することで短縮できます。

  1. セルフレジの活用: 少量の場合や、自分でゆっくりと袋詰めしたい場合は、セルフレジを利用するのも一つの方法です。
  2. マイバッグの準備: レジ袋有料化が進み、マイバッグを使うのが当たり前になりました。袋詰めスペースで慌てないように、使いやすいマイバッグを準備しておきましょう。購入したものをある程度カテゴリ分けしながらカゴに入れると、袋詰めが楽になります。

習慣4:帰宅後の仕分けと収納をルーティン化する

買ってきたものをそのままにしておくと、後で賞味期限が切れてしまったり、どこにしまったか分からなくなったりすることがあります。

  1. すぐに定位置にしまう: 冷蔵品、冷凍品、常温品など、買ってきたものはすぐにそれぞれの定位置にしまいます。
  2. 下ごしらえ: 時間があれば、野菜を洗って切っておく、肉を小分けにするなど、簡単な下ごしらえをしておくと、後で料理する際に時短になります。無理なら、洗ってキッチンペーパーなどで包んでおくなど、傷みにくくするだけでも良いでしょう。

この習慣をつけることで、次に使う時にスムーズに取り出せ、管理が楽になります。

習慣化のためのヒント

これらの習慣を一度に全て取り入れようとすると負担に感じてしまうかもしれません。まずは「買い物リストを作る」ことから始めるなど、できることから一つずつ試してみてください。

まとめ

買い物前に「献立を決めてリストを作る」、そして「リストに沿って効率的に回る」。このシンプルな二つの習慣を中心に、買い物の流れを見直すだけで、スーパーでの時間を短縮し、無駄な出費や食品ロスを減らすことができます。

浮いた時間は、家族との団らんやご自身の趣味、休息など、大切なことに使いましょう。ぜひ、今日からできる「時短買い物習慣」を取り入れてみてください。